
ルームシェアしないかと友達から誘われているが、実際のところどうなんだろう…?
一人暮らしをするよりも、誰かとお金を折半するルームシェアの方が初期費用や生活費が抑えられるって聞くけれど、分からないことが多くてちょっと不安が残る。そんな方もいるのではないでしょうか?
今回はそんな方の疑問を解決するために、実際にルームシェアをしている私の実体験をお話ししていこうと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
まずは簡単に筆者の自己紹介。
私は岐阜県在住の会社員よこちゃ(20代女性)と申します。2017年12月から友達のぱるさん(同い年女性)と一緒にルームシェアを始めました。2LDKのアパートを借りています。
ルームシェアを始めたきっかけは、早く実家を出て独り立ちしたい!だけどお金がそんなにない…といった時に、偶然にもタイミングよくぱるさんからルームシェアのお誘いを受けたからでした。
ぱるさんはなぜ私を誘ったかというと、
「早く実家を出て自立したいが、果たして一人で家事等をこなせるか不安だったから。」
と言っておりました。
確かに一人よりも二人の方が何かと心強いし、相手次第ではとても楽しいです。
今は毎日が本当に楽しく、充実した日々を送っています。
貯金は50万。それで初期費用はなんとかなった。
私は大学には進学せず高校卒業後、地元の中小企業に就職しました。現在も普通のOLとして働いています。お給料は月15万円ほど。遊びたい盛りでしたので、貯金は毎月2万5,000円しかしていませんでした。
ですがそもそも私はルームシェアを始めるために貯金をしていた訳ではなく、何かあったときのために将来の自分が困らないように貯金をしていました。
「その貯めたお金をついに使う時が来た!」と、当時の自分は思いました。
さて。こうしてぱるさんとルームシェアをすることになった訳ですが、いくらお金を折半することでコストを抑えられるとは言えど、
「もしもお金が足りなかったら・・・。」
と思うとやはり不安だったので、当時の私はとりあえず50万円をそのままルームシェアの準備費用に充てようとしました。
しかし、実際には約30万円ほどで事足りました。
ですが今思えば、予算を抑えようと思えば自分たちの努力次第で出費を抑えられたと思います。
地方は物価も低めなので、節約しようと思えばできたのではないかと思ったりします。(結果論ですけどね。)
まずはじめに、二人で共同で使う家具・家電の購入、アパート契約等の諸経費に、ざっくり二人で30万円(一人あたり15万円)ほどかかりました。
ルームシェアするのに実際にぱるさんと折半した初期費用
項 目 | 費 用 |
最初の月の家賃 1か月分 | 6万1,275円/2人 |
火災保険料 | 約2万円/2人 |
新たに家具や家電を揃えるための費用 | 約20万円/2人 |
引越しするための費用 | (自分たちの車で運んだ)\0 |
ライフラインを開通させるための費用 | (年間NHK受信料のみ)約1万3,990円/2人 |
計 | 約30万円/一人あたり約15万円 |
やはり今思うと「新たに家具や家電を揃えるための費用」はもう少し抑えることができたかもしれません。
また、上記とは別に自室で使う家具・家電用の費用も確保しておりました。私は約15万円ほどで予算を組みました。
私は自立をしたら自分好みの部屋にしたいという理想がありましたのでこれくらい奮発しました。
ちなみに残りの20万円は、今後何かあったときのための予備費として残しておりました。
月々の生活費は一人あたり約4万5,000円。
晴れてぱるさんとのルームシェア生活が始まったわけですが、まず、気になるアパートの間取り内容についてお教えしたいと思います。
冒頭でもお話しした通り、間取りは2LDK(洋6・洋6・DK10.2) 、家賃およそ6万2,000円ほどのお部屋を借りています。
↓その他詳細↓
設 備 | バストイレ別 | 浴室 | シャワー |
エアコン | クローゼット | 洗面所独立 | |
追焚機能 | TVドアホン | 給湯 | |
都市ガス | 室内洗濯機置き場 | 台所 | |
バルコニー | 駐輪場・駐車場 | BSアンテナ | |
シューズボックス | メモリーキー | フローリング |
リビングを中心に、お互いの部屋がふたつある物件を探しました。
二人分暮らせるほどの広さのある物件に住むことができるのも、ある意味ルームシェアのメリットだと思います。何せ居心地が良く快適です。
次に生活費ですが、大体以下のようになっています。
項 目 | 費 用 |
---|---|
家賃 | 約6万2,000円/2人 |
光熱費(電気代+ガス代) | 約8,000円/2人 |
通信費(ネット回線) | 約5,000円/2人 |
計 | 約7万5,000円/一人あたり3万7,500円 |
また、食費は各自で出し合っているため、それらを足したら月々約4万5,000円ほどで毎月やりくりをしています。
ですがこれは一番お金がかかった場合の算出。
季節に寄って電気代がかかったり出費に変動があるため、普段は大体3万8,000円~4万円で何とか納まっています。
ズボラな私でもできる、メリットたくさん。
はじめ私はルームシェアのお誘いを受けたとき、正直一人暮らしにかける費用とそう変わらないのではないかと思いました。
ですがやはり細かいところを見ていくと少なからず出費が抑えられます。
また、揃えなくちゃいけない家具・家電はいつ買いに行く?みたいな会話をしていたときに
ぱるさん:「それ、私の実家にあるよ!」
みたいなことになって、実際買わずに揃えられたものもありました。
物件も、必然と二人分暮らせるほどの間取りのものを探したので、一人暮らしするよりも快適で居心地のよい空間で暮らすことができます。
それらもある意味強みだと思います。
普段の生活のメンタル面にも大きく作用していて、くだらない話をしたり、仕事であった嫌な出来事を打ち明けたりと、すごく安定した日々を過ごしています。
実家ではズボラな生活を送っていましたが、家事もお互いに分担しているので、人と共同で生活している以上は必要最低限しっかりしようという意識が上がりました。
そういうのもとても大切なことだと思います。
もし一人暮らしをしていたら恐らくこうはならなったでしょう。
とにかくメリットは一人よりも二人の方が心強いから。
これに限りますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に私は初期費用に約30万円(予備費20万円)、毎月の生活費に約4万5,000円ほどで生活しています。
住む土地の物価やその人の経済状況によって生活水準は様々ですので、予算について一概に語ることは難しいですが、お給料が15万円の私にも実際にこのような生活を始めることができました。
その前にルームシェアをするのを決めかねている方は、相手の性格や経済状況、それぞれを見極めて慎重に選ぶと同時に、案外勢いで決めてしまっても何とかなるものだと私は思います。
ルームシェアは本当に楽しいですよ。
以上、ぜひ参考になればと思います。
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